auスマートバリューを引越し先で利用する場合の費用と当日までの流れ

月々のスマホ料金は、少しでも安く抑えたいですよね。

費用が安いSIMフリーのスマホも魅力的ですが、「キャリアのスマホは、何かあった時のサポートが充実しているので重宝している」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、auのスマホをお得に使えるauスマートバリューと、このサービスを引越し先で使う際の注意点をついてご紹介します。

目次
  1. auスマートバリューってどんなサービス?
  2. auスマートバリューの利用中に引っ越す場合の手続きは?
  3. auスマートバリューはどこの回線を使うのがお得?
  4. auスマートバリューでお得にスマホを利用しよう

auスマートバリューってどんなサービス?

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引っ越し手続きを解説する前に、まずはauスマートバリューの概要についてご紹介していきます。

1-1 お家の固定回線とスマホがセット契約でお得になる!

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auスマートバリューとは、auひかりなどの光回線か、J:COMなどのケーブルテレビとセットでスマホを契約すると、月々の料金が500円~1,410円永年割引になるプランです。

LTE端末を使っているのか、ガラケーを使っているのかによっても割引額は変わってきますが、一ヶ月あたりの割引額が500円だったとしても、年間では6,000円の割引になりますから、馬鹿にはできません。

4GLTE対応スマホと固定回線のセットなら、934円~最大2,000円/月の割引になります。こちらだと年間最大24,000円の割引です。毎月かかる固定費用ですので、少しでもお得に利用したいですよね。

さらに、auスマートバリューは最大10台(ご家族での契約)まで割引の適用が可能です。家族でauを利用している方は、ぜひ検討した方が良いでしょう。

1-1 auスマートバリューは遠方の家族とも利用できる?

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auスマートバリューの嬉しいポイントは他にもあります。なんと遠方に暮らしている50歳以上のご家族と一緒に契約できるのです。

例えば現在、自宅でauひかり回線を利用していて、かつ遠方にauのスマホを使っている50歳以上の家族がいる場合、そちらの家でもauスマートバリューを適用できるのです。

離れている家族と同じ割引を受けられるのは嬉しいですね。

1-2 iPadを利用している人でも契約できる?

iPadをスマホのサブ機として利用している方も多いことでしょう。そんなiPadユーザーもauスマートバリューの対象になります。

この場合はLTEフラット for Tab(i)に加入することが条件ですが、最大2年間で1,410円の割引になります。3年目以降は永年934円/月の割引です。

次の章でもauスマートバリューのサービスの続きについて解説します。

1-3 auスマートバリューの加入条件は?

auスマートバリューの加入条件は以下の通りです。

auスマートバリューの加入条件

現在、スマホのみの利用で、固定電話は利用していないという方も多いかと思いますが、そんな方でも固定電話のオプションに加入することで割引が受けられるのです。

使わないものにお金を払うのは少し抵抗があるものですが、割引額がそれを上回るのであれば、活用した方がお得です。

ちなみに、同棲中のカップルには割引は適用されないので、注意したいところです。

一方で、苗字が違っても結婚していれば問題なく契約できます。その際は婚姻関係を証明できる書面が必要となりますので、戸籍謄本などを忘れずに用意しましょう。

また、お住まいのマンションやアパートによっては、auひかりの固定回線を利用できない場合がありますので、こちらも前もって確認しておきましょう。

auの公式サイトで確認することができるので、お住まいのエリアで対象となる固定回線があるのか、チェックしてみてください。

1-4 auスマートバリューに対応している固定回線・エリアは?

ところで、auスマートバリューに対応している固定回線はどのくらいあるのでしょうか。基本的にはauひかりをはじめとした、以下の固定回線に対応しています。

回線名特徴
auひかりauが全国に展開する光回線
auひかりちゅら沖縄セルラー電話が提供する沖縄地方の光回線
コミュファ光中部テレコミュニケーションが提供する中部地方向けの光回線
eo光ケイ・オプティコムが提供する関西地方の光回線
PikaraSTnetが提供する四国地方の光回線
MEGAEGGエネコムが提供する中国地方の光回線
BBIQQTnetが提供する九州地方の光回線
ひかりJ日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)がNTTとコラボして提供する光回線

日本全国ほとんどのエリアに対応しており、主要エリアであればauスマートバリューを利用できるようになっています。また、auひかりが利用できなくても代わりに利用できる回線もあります。

auスマートバリューを引越し先で利用する場合の費用と当日までの流れ

1-5 auスマートバリューのデメリットと違約金

新規導入時に初期費用が発生する

auスマートバリューを利用する際、auひかりは新規で導入する際に初期費用が発生します。

auひかりホーム(一戸建て用のauひかり)では、工事費込みで37,500円と登録料が3,000円かかります。auひかりマンション(アパート、マンション用のauひかり)は、初期費用が工事費込み30,000円、登録料3,000円になります。

とはいえ、初期費用はかかるものの、割引が永年適用されるので長い目で見れば必ずお得になってくるサービスです。

auは学割やその他の割引も多く用意していますが、その大半が2年程度の割引で、その後は新しいことをしない限り、割引が継続にならないケースが多いです。ですから、auスマートバリューを活用して、お得にスマホと固定回線を利用しましょう。

auスマートバリューは違約金が発生しない

また、auスマートバリューは解約の際、特に違約金は発生しません。※スマホの契約や、auひかりの契約に対して違約金が発生する場合はありますので、注意しましょう。

auスマートバリューは違約金が発生しないので、メリットはあれどデメリットは無いサービスと言えます。

ただ、契約から2年間が経過すると、割引額が下がってしまうので注意しましょう。しかし、それでも割引はずっと続くので、長くauを利用している方にはおすすめのサービスです。

次の章でもauスマートバリューのサービスの続きについて解説します。

1-6 auスマートバリューに加入する方法

auスマートバリューは、加入条件さえ満たしていれば誰でも加入できます。お申込みの方法は、auショップで手続きする方法と、My auで手続きする方法、電話で手続きする方法の3通りです。

ただし、My au(インターネット)や電話では、4回線までしか申し込みができません。5回線以上を申し込む場合は店舗で手続きしてください。

申込みに必要なものは以下の4つになります。

1-7 家族がau以外のユーザーならauスマートバリューmineがおすすめ

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ここまでは家族で利用する場合や、固定回線とセットで利用する場合に、お得になるスマートバリューについてご説明させて頂きました。

しかし、家族が他のキャリアを使っていたり、光回線の対象エリアでなかった場合は、スマートバリューが適用できないので、あまりお得になりませんよね。

そんな時にぜひ利用して頂きたいのが、auスマートバリューmineです。こちらは、Wi-Fiルーターとauスマホをセットで契約することで、毎月最大1,000円割引になります。

Wi-Fiルーターを所持していれば、パソコンやタブレットのサブ機で利用できるだけでなく、スマホのデータ使用量も節約できるので、ネットのヘビーユーザーには是非おすすめしたいプランです。

こちらも永年割引になるので、長い目で見れば必ずお得になってきます。長らくauユーザーだったり、パソコンやタブレット用にWi-Fiの利用も検討しているようであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

auスマートバリューmineの注意点

auスマートバリューmineには、1つだけ注意すべきことがあります。それは、mine=自分のものということで、家族は割引適用にならないという点です。

あくまで自分だけが利用できる割引プランなので、家族にauユーザーがいる場合や、固定回線を引ける状況であれば、auスマートバリューの方がお得になることもあるので注意しましょう。

次の章ではauスマートバリューの利用中に引っ越す場合の手続きについて解説します。

auスマートバリューの利用中に引っ越す場合の手続きは?

auスマートバリューは住所に紐づく割引ですが、引っ越した場合の割引や手続きはどうなるのでしょうか。また、引越しに伴ってかかる費用などはあるのでしょうか。

次は、auスマートバリューの利用中に引っ越す場合の注意点と継続方法、費用についてご説明します。

2-1 auスマートバリューの継続手続きと注意点

引越し手続きには色々なものがありますが、スマホに関していえば、住所の変更申請が必要ですよね。引越し後もスマートバリューを利用したい場合は、スマホと固定回線の住所変更手続きが必要となります。

住所は一言一句間違えないこと

基本的には、スマホの住所変更と固定回線の住所変更を行えば、スマートバリューの割引はそのまま継続されます。ただしこの時、スマホの住所と固定回線の住所が一言一句同じである必要があるので気を付けてください。

両者で住所の表記が異なる場合は同じ住所とみなされず、割引が解除されてしまいます。実際にそのような事例もありますので、注意してください。

J:COMの固定回線ユーザーは、住所変更でauスマートバリューが解約扱いに

また、J:COMの固定回線を利用していた場合、住所変更に伴ってauスマートバリューが解約になってしまうので、新しい申し込みが必要です。

引越し先でauスマートバリューを引き続き利用するには、新しい住所でひかり回線が利用できるかの確認が必要になってきます。引越しが決まった際は、まずは引越し先でauひかりが利用できるかチェックしておきましょう。

対応エリアは公式サイトや店舗で確認できますが、よくわからない場合は店舗に直接聞きに行ってもいいと思います。

引越し後もauスマートバリューを利用できるか確認してから手続きをしないと、いつの間にかに解約されていて、これまでよりも高額の請求が来てしまった…なんてことも起こり得るので、十分に注意しましょう。

引っ越し日から逆算して申し込むようにしよう

引越し後、新居が一戸建てになる場合は、auひかりホームを利用することになりますが、こちらは開通までに1~2ヶ月がかかります。また、集合住宅であればauひかりマンションを利用できますが、こちらも開通までに約2週間かかります。

前もって申し込みしておくことで、auスマートバリューが解約されることによって発生する、余分な費用を負担しなくて済むので、引越しの日取りから逆算して申し込んでおくことが大切です。

2-2 住所変更手続きの際にかかる費用

auスマートバリューの継続手続きでは、特に費用はかかりません。スマホの住所変更と、ネット回線の住所変更によって自動的に引き継がれるものなので、事務手数料なども発生しなくて済みます。

ですが、引越し先でひかり回線の開通工事が必要な場合は、費用が発生する場合もあります。とはいえ、基本的には3,000円程度です。※状況によって変動するので、必ずauに確認してください。

こちらも引越し先が決まったらショップに相談しておくことが大切です。もし費用がかかるのであれば、いくらかかるのか教えてくれることでしょう。

次の章ではauスマートバリューはどこの回線を使うのがお得なのかについて解説します。

auスマートバリューはどこの回線を使うのがお得?

auスマートバリューの利用方法は理解できましたでしょうか?それでは、対象のauスマートバリューを利用できる回線で、どこの回線を使えばよりお得に利用できるのかチェックしてみましょう。

3-1 auひかり回線が安定

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店舗でスマートバリューをおすすめされる場合、このauひかり回線とのセットであることが多いでしょう。

auひかり回線は速度が安定していて速く、ストレスなくネットを利用できる点と、使えるデータ量に上限が無いことが特徴です。ネットをよく利用する人には最適の回線と言えます。

そんなauひかりを申し込むときは、キャッシュバックキャンペーンを行っているネット経由で申し込むのがお得です。キャッシュバックキャンペーンを利用すれば、最大55,000円お得にauひかりを導入できるので、ぜひチェックしてみましょう。

auスマートバリューでお得にスマホを利用しよう

いかがでしたでしょうか。引越し先でもauスマートバリューは利用できますので、auキャリアの方はぜひ利用してみましょう。月々の固定費を少しでも安くするためには、こういったサービスを積極的に利用して節約していくことが大切です。

最後に、引越し先でauスマートバリューを継続するために準備しておくべきポイントをまとめてご紹介します。

auスマートバリューを引っ越し先でも利用するための準備と流れ

以上でauスマートバリューを引越し先で利用する準備は完了です。上記のポイントに気を付けて、引越し先でもお得にauスマートバリューを活用しましょう。