インドネシアのルフット大臣、スマートフューチャーと新エネルギーの連携強化に向けてファーウェイを招待

【2021年12月8日、中国東莞】昨日、インドネシア共和国のルフット・ビンサル・パンジャイタン(Luhut Binsar Pandjaitan)海事・投資調整大臣は、デジタル変革およびデジタル化、5G、AI、そして新しいエネルギーの開発に向けた数々のイニシアチブにおけるインドネシアとファーウェイの密接な連携について議論するため、ファーウェイ輪番会長の郭平と会合の場を持ちました。

深センにあるファーウェイのデジタル変革展示ホールを訪問するルフット大臣

ルフット大臣は、インドネシアのデジタルインフラ構築とデジタルエコシステムの開発における21年を超えるファーウェイの取り組みに感謝の意を表明し、次のように述べました。「インドネシアは来年バリでG20サミットを開催するために、新しいエネルギー開発とスマート技術等の戦略的プロジェクトの準備を進めています。我が国がグリーン開発とスマートフューチャーを推進する取り組みにおいて、ファーウェイの参入を希望します。ファーウェイは当該の分野で極めて高度な技術を有していると認識しています」

インドネシア政府は今年7月、ネット排出ゼロの達成を遅くとも2060年までと設定しました。これは2070年という以前の推定から10年早まります。また、インドネシアのデジタル化は、ジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領の下で最優先の開発となっています。同国はデジタル経済の成長を推進し、ハイテク産業の急速な発展を計画しています。

ファーウェイ輪番会長の郭平は、ルフット大臣を歓迎し、この20年のインドネシア政府の同社への多大なる支援に感謝の意を表明し、次のように述べました。「インドネシアはハイテク産業を発展させる潜在性に恵まれています。ファーウェイではインドネシアのデジタルエコシステムの一環として、技術革新にフォーカスし、5G、AIクラウド、IoTなどのデジタル先進技術を活用することで、堅牢なICTインフラの構築とデジタル化の実現を支援するために、あらゆる努力をして参ります」

インドネシアのルフット大臣、スマートフューチャーと新エネルギーの連携強化に向けてファーウェイを招待

また郭平は、「デジタル変革の実現に留まらず、ファーウェイはデジタル技術の活用によりインドネシアのグリーン変革と新しいエネルギーの開発にも貢献してまいります。」と付け加えました。

今後30年から40年にわたり、引き続きインテリジェンスと低炭素の弾みを経験してゆくと、ファーウェイでは予測します。デジタル技術はインテリジェンスの推進に必要であり、電力工学技術は二酸化炭素排出量の削減に不可欠です。この傾向が進むにつれ、世界のエネルギー産業は、資源依存型から技術主導型へとシフトしてゆくでしょう。

会合に加え、ルフット大臣は深センと東莞にあるファーウェイのキャンパスを視察しました。ルフット大臣の内閣の同僚であるインドネシア共和国のブディ・グナディ・サディキン(Budi Gunadi Sadikin)保健相、およびムハンマド・ルトフィ(Muhammad Lutfi)貿易相もこれに同行しました。

インドネシアにおけるデジタル人材育成は、ファーウェイの重要な貢献の1つです。ファーウェイは2020年にインドネシア大統領府(KSP)と提携して、全国的なデジタル人材プログラムを開始し、5年間で10万人以上のデジタル人材の育成を目指します。最初の2年足らずの現時点で、5年の目標の半分を達成し、インドネシアのビジョンをサポートする同社の真剣さと熱意を実証しています。

デジタル人材育成に加え、ファーウェイでは新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を緩和すべく、緊急通信インフラの構築から、WIFI6技術の提供による高速遠隔医療ビデオ会議、そしてAIを活用した新型コロナウィルス感染症の患者診断に至るまで、技術ソリューションを通じてインドネシアを支援してきました。

また、ファーウェイは中小企業がオンライン顧客からの需要急増に対処できるようデジタル変革を行い、さらに500の大学がクラウドアカウントの寄付を通じてデジタル変革とシームレスなリモート学習体験を促進できるようサポートしました。

※ 本参考資料は2021年12月08日(現地時間)に中国東莞で発表されたプレスリリースの翻訳版です。