なぜだ! 中華スマホに「見向きもしない日本人」=中国報道

世界のスマートフォン市場で、中国メーカーの台頭が目覚ましい。2020年の販売台数トップ2はサムスンとアップルだったが、3位以降はファーウェイ、シャオミ、ビボと中国メーカーが続いた。そんな中華スマホも、日本市場に食い込むのは難しいようだ。中国メディアの網易は9日、「日本のスマホ市場で中国ブランドが全滅している理由」と題する記事を掲載した。記事はまず、「日本人はブランド好き」と紹介した。日本におけるアップルのシェアは非常に高く、2021年4月から9月のスマホ出荷台数はアップルが45%も占めていた。また日本メーカーも支持されていて、2位はソニー、3位がシャープと続き、アップルはともかく世界市場で幅を利かせるファーウェイやシャオミが上位に入っていないことがショックの様子だ。日本人はなぜ世界市場の動向と違って中華スマホには見向きもしないのだろうか。記事は考えられる理由として「スマホのシステムが違う」と指摘した。日本ではSIMロックが一般的なためで、SIMフリーに限れば中華スマホを使っている人は少なくない。記事はさらに、日本で中華スマホが流行らない別の理由を、「日本では今でもガラケーを使っている人がいる」ことや、「日本の市場が小さいため」と伝えている。しかし、どんな理由があるにしても中国人としては、祖国を代表するスマホメーカーが日本であまり人気がないのは「泣くことも笑うこともできない」話だ、とショックのほどを伝えた。日本のスマホ市場は、アップルと日本メーカーが強いという世界でも珍しい構図になっているようだ。SIMフリー機では健闘している中国メーカーもあるものの、日本でシェアを奪うのは簡単なことではなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

なぜだ! 中華スマホに「見向きもしない日本人」=中国報道