iPhoneの機種を変更する前に必読!LINEアカウントの引き継ぎとトーク履歴をバックアップする方法

iPhoneの機種変更を考えている方。メッセージ交換アプリ「LINE」は使っていますか?

機種変更の際、LINEアカウントの引き継ぎ操作や、トーク履歴のバックアップを行っていないと、新しいiPhoneでまたLINEアカウントを作り直す手間が発生したり、今まで友だちと会話したメッセージが消えてしまいます。

機種変更前にはしっかりとアカウントの引き継ぎとトーク履歴のバックアップを取っておきましょう。

【参照】LINEあんぜん引き継ぎガイド

iPhoneを機種変更する前に知っておきたいLINEの引き継ぎ方法

それでは早速、iPhoneでLINEアカウントを引き継ぐ方法をご紹介します。なお、今回使用したのはiPhone SE 第2世代(iOS14.6)ですが、ほかのiPhoneでもほとんど同じ操作でできるため、ぜひ参考にしてください。

iPhoneでLINEアカウントを引き継ぐ方法

iPhoneでLINEアカウントを引き継ぐには、以下の手順で操作してください。

1:LINEアプリを開きます。2:「ホーム」をタップして画面右上の歯車のマークをタップします。 3:「アカウント」をタップして「電話番号」と「パスワード」が登録されているか確認。登録されていない場合は登録してください。

4:1つ前に画面に戻り、「アカウント引き継ぎ」をタップします。5:「アカウントを引き継ぐ」をタップし、「OK」を選択します。

iPhoneの機種を変更する前に必読!LINEアカウントの引き継ぎとトーク履歴をバックアップする方法

以上で完了です。後は36時間以内に新しいiPhoneでLINEをインストールし、アカウントを引き継いでください。

iPhoneでLINEのトーク履歴をバックアップする方法

続いてはトーク履歴のバックアップ方法をチェックしていきましょう。なお、トーク履歴のバックアップはiCloudを利用するため、すでにiCloudの容量がいっぱいになっている人は、不要なデータを削除するなどして、空き容量に余裕をもたせておきましょう。

1:LINEアプリを開きます。2:「ホーム」を選択し、画面右上にある歯車のマークをタップします。3:「トーク」をタップします。

4:「トークのバックアップ」を選択します。5:「今すぐバックアップ」をタップします。

以上でトーク履歴のバックアップは完了です。

iPhoneでLINEのトーク履歴を復元する方法

旧iPhoneでアカウントの引き継ぎ操作&トーク履歴のバックアップを行ったら、新iPhoneでアカウントを引き継ぎます。さらに「トーク履歴を復元」を選択すればOKです。なお、新iPhoneでも旧iPhoneと同じApple IDでログインしておく必要があります。

iPhone→Androidへ機種変更するとトーク履歴は引き継がれない?

iPhoneの場合、トーク履歴はiCloudにバックアップします。しかしAndroidスマホの場合、トーク履歴のバックアップ先はGoogleドライブです。そのため、iPhoneからAndroidスマホに機種変更した場合、アカウントの引き継ぎはできてもトーク履歴を復元することはできません。

iPhoneでLINEのトーク履歴がバックアップ&復元できない時の対処法は?

アプリは最新のバージョンにアップデートされているか?iPhoneはインターネットに接続されているか?iCloudの空き容量に余裕はあるか?

以上のことを確認し、問題が無いようであれば1度iPhoneを再起動してから再度試してみてください。

<H2>LINEアカウントの引き継ぎで新iPhoneのLINEに引き継がれるもの/引き継がれないもの

最後にLINEアカウントを引き継いだ際、新しいiPhoneのLINEアカウントに引き継がれるものと引き継がれないものをチェックしておきましょう。

アカウント以降で引き継がれるもの◯友だちリスト◯グループ◯自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン)◯ステータスメッセージ◯アルバム・ノートの情報◯タイムラインの内容◯Keepに保存中のデータ◯LINE連動アプリ・サービスの情報(GAME・マンガ・占いのアイテムなど)◯購入済みのLINEコイン残高◯LINE Pay・LINEポイント残高◯LINE Outのチャージ済みコールクレジット◯ポイントクラブのランク情報◯LINEスタンププレミアムの利用情報

引き継げないもの●通知音の設定●トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF)

※データは2021年6月中旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/髙見沢 洸