13万円のノートPCは買いか? “メタバース”目的で自腹で買ってみた

MacBookなどと比較すると、わざとらしい意匠に苦笑してしまいそうになる。でもコイツはゲーミングノートPCだもの。キーボードまでビカビカ光るド派手なルックスが許せる寛容性を持ちたい

―[プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」]―⇒【写真】光るキーボード

13万円のノートPCは買いか? “メタバース”目的で自腹で買ってみた

初めてのメタバースにピッタリの、ハイコスパゲーミングPC

 フェイスブックが社名をメタバースのメタ(meta)に変更してからというもの、ネット界では“メタバース”の言葉が浮かれ気味で躍っています。「メタバースには反社も多いから投資するときは気をつけて」などと、バーチャルライブプラットフォーム運営会社の社長が(どういうワケか)ジェットコースターに乗りながら叫ぶ動画がシェアされるなど、もはや尋常ではないような熱気が渦巻いている感じがありますねぇ。ところでメタバースってなんなのさ?

メタバースってなに?

 ざっくり説明すると、バーチャル空間内で自分の分身となるアバターの姿になり、友達とおしゃべりしたり、ゲームの対戦プレイをしたり、買い物をしたりと、リアルで行えることをバーチャルでもできるようにしたサービスだ。スイッチを切ってハイ終わりではなく、24時間365日いつでも、そしてどこかでコミュニケーションが起きている、ネット上の3D仮想空間をメタバースというケースが多いですね。 すでにメタバースキャ◯クラやメタバース風◯店もメタバース営業しているくらい、技術力さえあれば思い通りの自分の姿で、思い通りの時間を過ごせるほど自由度が高いのも特徴です。強烈な没入感からバーチャルとリアルの区切りが曖昧になるVRヘッドセットを使うことで、遠く離れた人とも直接会っているかのような感覚が得られるものもあり、アダ◯トを含めてその世界に深くハマっている人も増えています。

ゲーミングノートPCをゲット

 そんなメタバースの一つであるVRチャットをプレイするために、ゲーミングノートPCをゲットしました。すでにカスタムしまくったデスクトップPCでもVRをしているのですが、最近VRDJとしてデビューしたこともあって、DJコントローラーと並べて置けるノートPCが欲しかったんです。 ゲーミングノートPCって気を抜くと20万~30万円はあたりまえの世界なんですけど、このFX506HMは12万円台。 たぶん、VRチャットを楽しむためのローエンドスペック枠で、同時接続人数が多い場所だとコマ落ちしそうだけど、なぁにそんときはそんときだ。 動画編集や写真のレタッチ用として使えば十分な性能を持っているのだから。●ASUS FX506HM価格:12万9800円/サイズ:幅359.8×奥行き256×高さ27mm/重量:約2.3㎏/CPU:Core i5-11400H/GPU:GeForce RTX 3060

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