ノートPCの延命&高速化はWindows 10+SSDで、1TB=2万円時代のSSD換装術
Windows 7のサポート終了(2020年1月)まで1年を切った。
色々な理由でWindows 7のままだったPCも、そろそろOSをWindows 10にアップグレードしたいところだが、そうした人に気にしてほしいのがSSDの最新事情、特にその相場観だ。
性能的にはすっかり円熟期に入ったSATA SSDだが、最近はその1TB品がなんと2万円前後で買えてしまう。昔は「1TB SSDへの換装」というと、高価で諦めざるを得なかったが、この価格であれば現実的といえるだろう。また、「Windows 7のPCをWindows 10にアップグレードする」ということは、「できるだけ長く使い続ける」ということだと思うが、どうせ長く使うならこの機会に快適にする、というのも一つの手だろう。
そこで今回、「Windows 7のHDD環境からWindows 10のSSD環境への移行」をテーマに、2つの方法をテストしてみた。
SSDへ換装してWindows 10を新規インストールするものと、HDDのWindows 7環境をSSDに複製してアップグレードインストールを行う方法だ
それぞれの手順や手間などがわかると思うので、この機会にぜひ参考にしてほしい。
なお、今回は、アップグレード前、アップグレード後の速度比較がしやすいよう、結果をまとめた比較動画を記事末尾に掲載している。手っ取り早く確認したい方は、ぜひこちらから確認してほしい。
今回はWD Blue 3D NAND SATA SSDを使用した。1TBモデルの価格は1万8000円前後。ほかに小容量の250/500GBモデル、大容量の2TBモデルもある。Windows 10 Homeのパッケージ版。実売価格は1万8000円前後