USB Type-C壁コンセントを使ってみた!面白コンセントのカスタマイズも

 最近ビジネスホテルや喫茶店でよく見かける壁コンセントのような埋め込み式のUSBコネクタがある。さらには喫茶店などでも100Vのコンセントだけでなく、USBのコンセントも見かける。

USB Type-C壁コンセントを使ってみた!面白コンセントのカスタマイズも

 これまでUSBの充電と言えば、いわゆるUSBってヤツの「Type-Aコネクタ」で2.1A(10.5W)程度しかなかったが、最近USB PDに対応した5/9/12Vに切り替え可能な超高速充電USBコンセントが登場し始めた。

 一方、スマホもMicro USBからType-Cコネクタに切り替わり、ほとんどが超急速充電に対応になった。数年前から超急速充電対応のスマホはあったものの、その規格がスマホのSoCを作るQualcomm方式とUSB規格方式で戦っていたので普及が遅れていたが、最近ようやく規格が統合されたので普及の兆しが見え始めたと言える。

喫茶店やビジネスホテルでよく見かけるUSB壁コンセント出張で愛用しているテーブルタップ兼USB充電器。Type-Cにも対応し最大出力42W。5V/3A、9V/3A、12V/2.25A、15V/2Aの可変電圧式

 そんな時代背景があり、USBコンセントにもようやくType-Cコネクタが登場。現在購入できるのは、Type-Aのみの2.1A規格に加えて、エレコムから出ているType-C+Aコネクタ搭載の15Wタイプと、パナソニックの18Wタイプがある。

こちらはエレコムから販売されているUSB壁コンセント「TAP-KJUSB1C1W」。Type-Cコネクタも付いているが電圧は5V固定で3Aまで。価格は5,000円程度

 今回はType-Cコネクタを備えたパナソニックの可変電圧式USB壁コンセント「「WN1477」」を使って、俺だけの情報コンセントを作ってみよう!なお壁コンセントに埋め込む場合は、 電気工事士の資格が必要になるので注意してほしい。